日本三大大佛 岐阜大佛(2019.11.10)
日本三大大佛のひとつである「岐阜大佛(正法寺)」にて、毎年「ぎふ大佛フェスティバル」が7月中旬頃に開催されています。(昭和62年開始)
第11代惟中和尚は相次ぐ大地震や大飢饉に心を痛め、これらの災害で亡くなった人々の菩提のために「大釈迦如来像」の建立をはかるが、1815年(文化12年)志半ばで亡くなる。しばらく中断後、第12代肯宗和尚が引き継いで13年後の1832年(天保3年)、遂に「大釈迦如来像」は苦難を乗り越え完成する。(38年経過)
8mのイチョウを真柱として、木材で骨格を組み、竹材を編んで仏像の形を形成する。この竹材の上に粘土をぬり、一切経・阿弥陀経・法華経・観音経等の経典が書かれた「美濃和紙」を張り付けて漆を塗り、金箔を張っています。
私が手持ちのプラスチックの団扇を張り替え、「岐阜大佛」版を製作しました。(本当は竹で造りたかったが出来ず)表面は「金華山」で、裏面の図案がこの写真です。