NHKテレビ 「ためしてガッテン・・塩麴!」(2019.12.11)
大分県佐伯市で1689年に創業し、米糀の専門店として320年以上続く「糀屋本店」の9代目 浅利妙峰史氏。糀の売り上げは年々減少、2005年には糀屋本店の8代目の浅利幸一氏が体調を崩し、店の存続を迫られることになった。・・そこから彼女の逆転劇が始まる。!(2019年12月11日放送「ためしてガッテン」で知る)
浅利妙峰氏は打開策を求め古い文献を読み漁り、江戸時代の文献『本朝食鑑』から漬物床としての「塩麹漬」の存在を知る。半年間の試行錯誤を経て、2007年に調味料としての塩麹を商品化に成功。2011年テレビで取り上げられたのをきっかけに人気に火が付き、2011年に2億円だった糀業界全体の売り上げは、翌年の2012年にはその31倍の62億円になった。その後テレビ出演や、糀のレシピ本出版の依頼が相次ぐ事になった。