歴史散策:舎衛寺
城田寺「舎衛寺」はNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に登場する斎藤道三・織田信長・明智光秀の前の時代の、美濃守護:土岐成頼(とき しげより)の後継者を巡る斎藤妙純(利国)と石丸利光の合戦の地です。
「舎衛寺」本殿に向かう道には、色々の花や桜の木等が新たに植えられました。
「文明美濃の乱」(1480年)により土岐氏の衰退が始まり、その後「船田合戦」である「正法寺の戦い」(1495年)・「城田寺の戦い」(1495年)が発生した。・・史蹟:船田合戦終焉之地石碑
庚申(青面金剛)様の下には、「見猿・言わ猿・聞か猿」が彫られているのが見えます。2021年「常磐歴史研究会」の「舎衛寺」見学会で発見したが、管理者はこれが何かは知りませんでした。
942年(天慶5年)に天から「舎衛国」と書かれた旗が降り落ちたてきたため、その奇瑞(きずい)により寺を建立し「舎衛寺」と命名した。
旗が墜ちてきたことに因み別名を「旗墜寺」、それがが訛って(なまって)この地を城田寺と言う。
1156年(保元元年)には後白河天皇の発願により阿弥陀如来と薬師如来が納められたと伝わる。
宗派:真言宗御室派 創建:942年(天慶5年) 本山:仁和寺(京都)
場所:岐阜市城田寺 宗祖:弘法大師空海 派祖:寛平法王(宇多天皇)
「舎衛寺」の庫裏に、「御朱印」受付窓口を新設しました。
2022年6月5日「船田合戦供養祭」開催のため、急遽駐車場を整備しました。
45年ぶりに開催された「船田合戦戦没者供養祭」の6月5日(日)に、参加者が場所が分かるように仲間が立ちました。
城田寺「白山神社」の第二鳥居の写真ですが、明治時代の前は「舎衛寺」の敷地でした。・・明治以降神仏混合が禁止となり、今は町内が管理をしています。