映画鑑賞:天と地と(2020.5.15)
越後国の守護代長尾為景の子・虎千代(長尾景虎=謙信:榎木孝明)は実子であるかを疑われ、父の愛情を受ける事なく成長し不遇な幼少期を過ごした。
その跡を嫡男の長尾晴景(景虎=謙信の兄)が継ぐものの、酒色に惑溺して家臣の諌めも聞かず偸安(とうあん)の生活に耽るばかりであった。・・テレビ画面(U-NEXT)
監督:角川春樹 製作会社:角川春樹事務所
脚本:鎌田敏夫、吉原勲、角川春樹 配給: 東映
公開:1990年6月 上映時間:118分
初陣を見事な戦勝で飾った長尾景虎に世情は驚嘆したが、兄・長尾晴景は快く思わずその名声を嫉み、長尾景虎を殺そうとしたが失敗をする。
長尾晴景の軍を破り兄を隠居させ、春日山城に居を構えて越後の再統一に成功する。
守護の上杉家に人が絶えていたこともあり、弱冠二十歳にして越後の国主に就く事となった。・・テレビ画面(U-NEXT)
長尾景虎は乃美と10年ぶりに再会するが、景虎に「龍」の字の入った陣羽織を贈った後に別の人物の元に嫁いで行った。・・テレビ画面(U-NEXT)
二人は好きな気持ちを、お互いに伝える事はなかった。
昭田常陸介(伊武雅刀)が長尾景虎を裏切り、昭田を討つため出陣します。昭田の妻・子が捕えられ連行されるが、宇佐美定行(渡瀬恒彦)は捕虜の処刑を進言するが心の弱さからためらう。・・テレビ画面(U-NEXT)
戦国の世に嫌気が差した長尾景虎は春日山城を抜け出して放浪の旅に出たが、気付いた家臣達は急いで追いかけ信濃峠で追いつき説得をする。・・心の弱さのため、家臣の裏切りが発生する・・テレビ画面(U-NEXT)
武田晴信(信玄:津川雅彦)が太郎義信(信玄の嫡男)や八重(側室・女武者大将)等数人を率い、騎馬隊で通りかかる。
八重の乗る馬が突然暴れ出し景虎は杖で制止したが、その行為を無礼とみた太郎義信が斬りかかる。怪我を負った長尾景虎をかばった家臣は、太郎義信に切られて死亡する(恨む景虎!)・・テレビ画面(U-NEXT)
宇佐美駿河守定行(渡瀬恒彦)の元に、山本勘介(武田の軍師:夏八木勲)が突然訪れ、武田信玄に味方するようやって来た。・・宇佐美が裏切ったと言う噂が広がる
宇佐美駿河守定行は死を覚悟して長尾景虎と対戦し敗れ、殺害をされた。・・武田信玄の策略にかかり潔く死を決意したのだ。・・テレビ画面(U-NEXT)
川中島は長野市の犀川(さいがわ)と千曲川に囲まれた三角地帯で、扇状地の扇端から千曲川との合流点にかけての区域に当たる。
やがて武田軍は長尾家の勢力下へ進攻、長尾軍は川中島で迎え撃つ態勢を取り、遂に第一次「川中島の戦い」が開戦しました。・・テレビ画面(U-NEXT)
武田軍(8.000人)と長尾軍(10.000人)がお互いに睨みあう中、八重(信玄の側室・女武者大将)が長尾軍を挑発して向かって来た。
信濃峠での一件を忘れていない長尾景虎は、自ら火縄銃を手に取り八重を射殺した。・・武田軍が停戦を申し入れ、初戦は長尾軍の勝利に終わる
上杉謙信の作戦が読めず苦戦をした武田信玄は、家臣に上杉謙信の作戦は何かを訪ねる。
信玄は一番知っている元家臣・大熊朝秀に聞くが、今までの謙信と違い分からないと答える。・・テレビ画面(U-NEXT)
家臣から届けられた笛を見て、好きであった乃美が身罷(みまか)ったと知る。・・テレビ画面(U-NEXT)
上杉軍(黒)と武田軍(赤)は再び川中島で激突し、壮絶な死闘を繰り広げ両者とも一進一退の状況が続きました。
上杉謙信の策略にかかり、手勢をつれて一次退却するところを襲われ戦いとなる。・・テレビ画面(U-NEXT)
上杉謙信は自ら騎馬隊を率いて武田本陣に乗り込み、上杉謙信の刀が武田信玄に振り下され負傷をさせた。武田信玄の家臣は身を挺して、主君の命を守り抜く・・テレビ画面(U-NEXT)