映画鑑賞:ジャッジ!(2020.6.5)
現通CMプランナー:太田喜一郎(妻夫木聡)は、アルファベット表記では名前が同じになる事を理由に、現通上司:大滝一郎(豊川悦司)から、世界一のテレビCMを決める「サンタモニカ国際広告祭」の審査員の仕事を押し付けられる。・・U-NEXTのテレビ画面使用
監督:永井聡 脚本:澤本嘉光 配給:松竹
製作:吉田繁暁・松崎薫 制作会社:二番工房
公開:2014年1月 上映時間:105分
「サンタモニカ国際広告祭」に持ち込むCMはちくわ堂:息子(浜野謙太)が作った作品で、ちくわ堂:社長(でんでん)から入賞させなければ、スポンサー番組等から全て手を引くと通告されてしまいます。
何を準備すれば良いのか分らない太田喜一郎は、審査会に詳しい現通の資料保管室:窓際族の鏡さん(リリー・フランキー)から、ペン回しやオタクを装うと言う怪しげな特訓を受けます。
太田喜一郎は「サンタモニカ国際広告祭」で毎夜開かれるパーティーに同伴者が必要な事を知り、仕事ができ美人である同僚の大田ひかり(北川景子)に同行を懇願します。(英語読みが同じ)
無類のギャンブル好きで気の強い女性でしたが、大田ひかりは嫌々ながら偽の妻として、太田喜一郎と一緒に広告祭へ行くことを承諾します。・・ギャンブルができる事に興味を持つ!
審査員は世界中の広告代理店から15名が代表で集められ、ライバル代理店クリエイター:木沢はるか(鈴木京香)がいました。彼女はとても優秀で策略家でロビー活動に奔走して、そんな木沢はるかを見て太田喜一郎は焦ります。
アメリカ人であるギル副審査員長(ジョン・オーエンズ)が約半数の審査員を取り込み、自社のCMをグランプリにしようと画策していた。
ギルのCMの最大のライバルは木沢はるかが制作した「TOYOTA」のCMで、ギルの画策により太田喜一郎と木沢はるかのCMは一旦は予選で落とされてしまう。
自分の保身よりも純粋に人を感動させるCMが受賞すべきだと思い、太田喜一郎はあえて自社CMを推薦する話しをした。(ちくわのCMは失格)
太田喜一郎は本当に好きな作品に投票しようと必至に他の審査員に呼びかけたので、過半数が「TOYOTA」のCMに投票した。・・怒ったギル副審査員長は自分の作品は、映像・音楽も良いと話したので失格。審査員は買収工作等に惑わされず、結局多数決で木沢はるかの制作した「TOYOTA」のCMが大賞を受賞した。
ジャック審査委員長は太田喜一郎と別れる時、君が今年一番のクリエーターだと話す。否定をする太田喜一郎に「君は正しい未来を作ったじゃないか」と話し、自分が何をしたかったのか思い出した・・ありがとう。
そして太田喜一郎は、大田ひかりと本当の夫婦とはいきませんが、本当の恋人となりました。・・太田喜一郎と木沢ひかりがハグするのを離しに来る