元薬師寺:薬師如来座像探索(2022.6.22)

岐阜市椿洞「元薬師寺」(廃寺)を管理している太郎丸「吉祥寺」に、「薬師如来坐像」の調査活動に行って来た。

寺の入口左手には「紫陽花」の花が咲き、かなり広い敷地である。

「吉祥寺」の手前の池に「乳弁天」が祭られていたので、興味深く近づいて見ました。・・男性には関係が無いようです。

建物の天井からは、女性の乳房のような物が沢山ぶら下がっています。・・「ナニコレ珍百景」のようです。

お供え用に「緑水庵」で生和菓子を購入して、「常磐歴史研究会」仲間4名と訪問をしました。

岐阜市太郎丸「吉祥寺」のホームページ
https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_7146.html

お賽銭を入れて、お参りをしました。

住職に「薬師如来座像」の資料や寺の記録を見せてもらい、詳しく説明を受けました。・・一部資料も貰いました。

椿洞「元薬師寺に置かれていた「薬師如来座像」ですが、本体が黒く塗りつぶされて当初の坐像とは違うようです。?

「薬師如来座像」の写真のコピー

「薬師如来座像」の底は空洞になっていて、造営者名・年月は記載されていません。・・中には何も入っていなかったようです。

「薬師如来座像」の写真のコピー

これは「開け行く常磐」に源信大師が造営したと記載されている「虚空菩薩立像」ですが、造営者名・年月は記載されていません。・・某邸(調査日:4月25日)

「虚空菩薩立像」
「虚空菩薩立像」
「虚空菩薩立像」収納ケース・・眼鏡ケース程度

お寺の中には「屏風」が置かれ、山陽との文字が書かれています。・・俳人:頼山陽は現・岐阜市粟野を訪ねたと言われ「眉」のような山だと言った「眉山」の命名者?

何が書かれているか現在調査中なので、頼山陽の字なのかは分かりません。

訪問した記念に、吉祥寺「御朱印」を購入しました。